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鉄は加工が容易であり、安い価格で非常に強度の高い製品が作れるため、世界中でさまざまな用途に使われています。
しかし、純粋な鉄は錆びやすく、もろいという特徴があります。そのため、多くの場合、鉄は炭素を含む鋼鉄として使用されますが、鋼鉄の硬さは炭素の含有量によって大きく異なります。さらに、鉄には加熱して冷却すると硬くなる性質があるため、金属加工には専門的な技術と経験が必要です。
鉄の加工には、切削、切断、曲げ、溶接の4つの主な方法があり、部品の大きさや希望する形状に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。当社では、鉄の特性を活かした加工が可能ですので、鉄を使用した部品生産に関するご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
ステンレスは硬くて錆びにくいという優れた性質を持っていますが、同時に非常に加工が難しいとされています。これはステンレスの種類によって特性が異なり、経験や知識が必要なためです。
また、切削・切断・溶接など、さまざまな加工方法があります。 ステンレス加工は、硬くて錆や熱に強いステンレス鋼の特性が必要とされる、生活用品や各種機械部品、建築材料などで幅広く使用されています。
レーザー加工は、レンズを使ってレーザー光を集め、高密度のエネルギーを一点に集中して金属を溶かし、切断や穴あけをする加工方法です。 この技術は非接触で行われるため、ワーク(製品)に応力を加えず、熱による変形を最小限に抑えられます。特に薄板の精密加工に適しており、多品種小ロットに適した加工方法です。
また、複雑な形状の切断も容易に行え、仕上がりの美しさから銘板などの加工に広く利用されています。ただし、厚い材料やレーザー光の焦点から遠い部分の加工には不向きです。
曲げ加工は、金属の塑性という特性を利用して、一定以上の力を加えて変形させ、さまざまな形状に加工する方法です。一般的には、パネルベンダーやプレスブレーキといった機械に金型を取り付けて、加工作業を行います。金型は、上部にパンチ、下部にダイがあり、その間に素材をセットします。パンチを下ろしてダイに押し付けることで、曲げ部に圧力を加えて、希望の形に変形させます。
簡単な作業に見えるかもしれませんが、私たちの生活に不可欠な部品や建材には、曲げ加工職人の高度な技能と知識が活かされています。
板金加工や機械加工で製造された多くの製品は部品であり、これらは接合されて組み立てられます。溶接とは、金属が融点に達すると溶ける性質を利用して、これらの金属同士を結合させる加工方法です。大きく区分すると、溶解状態で接合する「融接」、固体状態で接合する「圧接」、そして溶解と固体の組み合わせで接合する「ろう接」の3種類があります。
溶接は単なる2つの物を合わせる作業だけでなく、使用目的に応じて最適な溶接方法が選ばれ、強度などが考慮されています。